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ヒュプノス「ハデスさま、おしごとしてくる」
ハデス 「もうそんな時間? 気を付けていってらっしゃい」 ヒュプノス「にゃー♪(´ω`)ゞ」 ハデス 「タナトスと一緒に描かれることの多いヒュプノスだけど、人々に死の眠りを与える他に、もう1つ大切な仕事があるんだ」 タナトス 「(゚Д゚)ボケー……」 ヒュプノス「おかーさん、おまたせ♪」 ニュクス 「うふふ。大丈夫よ。さ、行きましょ」 ヒュプノス「はい♪」 ハデス 「ニュクスと一緒に夜の眠りを与えるのも、大事な役目」 タナトス 「(゚д゚)ボケー……」 ハデス 「……タナトス、遊ぶ?」 タナトス 「フシャアアアアァッ!!」ジタジタバタバタ ハデス 「いててて、暴れるなって、こらっ!」 タナトス 「(`Δ´)フーッ!! フーッ!!」 ハデス 「わかった、わかったから! 邪魔してごめんよ……!!」 タナトス 「……(゚д゚)ボケー……」 ハデス 「ふう……」 ハデス 「タナトスは冷酷、ヒュプノスは穏やか。同じ兄弟でも似てないよね……。因みにタナトスがお兄さん」 ペルセポネ「あなたもね」 ハデス 「(´;ω;`)ウッ」 ペルセポネ「あら、どうして泣くの? 私はあなたの優しいところ、好きよ。他の兄弟姉妹より、とても優しくて真面目で、素敵じゃないの」 ハデス 「グシッ。ありがとう、ペルセポネたん……」 ペルセポネ「はい、あなた。ちーん!」 ハデス 「ちーん!! ……グスッ」 PR |
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ハデス 「え? 何? 延長戦? 聞いてないよぉ……。え? 言ってないから当然? ナニソレそれ何て詭弁?」
ヒュプノス「でもハデスさまやさしー♪」 タナトス 「ねー。結局受けると思うー」 ハデス 「仕方ないじゃん。任されちゃったんだもん……」 アポロン 「やあ。珍しいね。ハデスがこっちに来るなんて」 ハデス 「まあ、ちょっとね」 アポロン 「イイ女でも漁りに来たのかな?」 ハデス 「……キミと一緒にしないでほしいな」 アポロン 「HAHAHAHAHA♪」 タナトス 「(゚∀゚)HAHAHAHAHA♪」 アポロン 「おっと、キミがタナトス君?」 タナトス 「ウン(゚∀゚)゛」 アポロン 「綺麗だね。 や ら な い か ?」 タナトス 「Σ(゚皿゚)フシャッ!?」 ハデス 「ちょっ!?」 アポロン 「ハハハ、照れるなよ、いいだろ?」 ギュウッ タナトス 「に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛!! ハデス様、ハデス様、助けて、いやあああああああ!!!!!!」ジタジタバタバタ ハデス 「アアアアアポロン! おおおお俺の部下に手出ししちゃダメだお!」 アポロン 「大丈夫大丈夫、ちょーっと味見するだけだから♪」 チュッ♪ チュッ♪ タナトス 「いやあああああああ!!!!!! ハデス様ー!!!! いやあああああああ!!!!!!」バタバタバタバタ ハデス 「Σタナトスたーん!」 アポロン 「HAHAHA♪ じょーくじょーく♪」 ハデス 「ジョークで俺の大切な部下に手出ししたら……」 タナトス 「ハデス様〜……えっえっ(ノД;)スンスン」 ぶっちーん ![]() ハデス 「タルタロスに幽閉してあげるんだおおおぉぉぉ!!」 アポロン 「おっと、それは御免被るよ! んじゃまた会おうね、タナトス君♪」 タナトス 「ΣΣΣ(((゚皿゚;)))ッッッシャーッッッ!!!! フーッッッ!!!!」 ハデス 「おーよしよし。怖かったね、タナトス」 タナトス 「……(ノд;)スンスン」 ハデス 「全く、アポロンってば見境ないんだから……」 アルテミス「ええ、そうね。私、そこだけは嫌よ」 タナトス 「Σ(゚д゚;)ビクッ」 ハデス 「あっ、アルテミス。久しぶりー♪」 アルテミス「久しぶり。元気してたかしら?」 タナトス 「 |゚)))コソッ」 ハデス 「神様に元気も病気もあんまり無いと思うけどね」 アルテミス「そうね。……あら?」 タナトス 「Σ|д゚)ビクッ」 ハデス 「タナトス?」 アルテミス「あまり見ない顔ね。ハデスの部下?」 タナトス 「 |皿゚)フ……フーッ!!」 ハデス 「うん。俺の大切な部下だよ。タナトス、安心して。アルテミスは数少ない処女神なんだ」 タナトス 「 |゚д゚)……」 アルテミス「兄さんがちょっとアレだけど、アレは本当にどうかしてると思うわ! 可哀相に……」 ナデナデ タナトス 「……(゚д゚)……」 ハデス 「タナトス?」 タナトス 「(゚ω゚)ニャーン♪」 ハデス 「……キミの変わり身の早さには脱帽するよ……」 ハデス 「アポロンってば、どうしてああも見境ないんだろうね」 アルテミス「頭のネジが全部壊れてるんでしょ」 ハデス 「その割には成就して幸せって話は、あまり聞かないよ」 アルテミス「因果応報じゃないかしら」 ハデス 「そうかもね」 アルテミス「それじゃ、私は仕事があるから、行って来るわ」 ハデス 「引き止めて悪かったね」 アルテミス「気にしないで」 ハデス 「アポロンとアルテミスは兄妹なのに似てないね」 タナトス 「ウン(゚д゚)」 ハデス 「アポロンは多分、1番残念な神様じゃないかなぁ」 タナトス 「残念?(゚д゚)」 ハデス 「弓術・医術・音楽・予言と文武両道でイケメンだけど、さっきみたいに男女問わず手に掛けるんだ」 タナトス 「ガクガク(((゚皿゚;)))ブルブル」 ハデス 「初恋は月桂樹になったダプネさん。さっきみたいな感じになって、拒絶されたんだって」 タナトス 「ワカルワカル(゚A゚;)」 ハデス 「まあ、因果応報だけどね。元はと言えば、エロスの弓矢を馬鹿にした罰だもの」 タナトス 「 ![]() ![]() ハデス 「……キミ、イイ顔しすぎ」 タナトス 「にゃー♪」 ハデス 「アルテミスはさっき言ったように、処女神なんだ。だから生涯清らかな身体を貫く人の味方。お陰でアプロディテとはとっても仲が悪い」 タナトス 「ハデス様、あの2人、どこかで見たことある」 ハデス 「そうだね。あの2人は、弓矢で射った人間を、急死させることもあるんだよ」 タナトス 「オレと一緒?」 ハデス 「ちょっと違うかな。キミは寿命を生き切った人間か、俺が命じた人間のところに行くでしょ? つまり殆ど瀕死の人間にとどめを刺すのが仕事」 タナトス 「ウン(゚-゚)」 ハデス 「アポロンは男性を、アルテミスは女性を、疫病と言うカタチで死なせるんだ」 タナトス 「全然違うね」 ハデス 「そうだね。ちょっと迷惑だけど、バランスを取る為には仕方ないんだよ」 アレス 「おう、ハデス。久しぶりじゃん」 ハデス 「滅多にこっち来ないからね」 アレス 「そっちのはタナトスだっけ? いつも世話になってんな」 タナトス 「ウン(゚-゚)」 ハデス 「タナトスがいないと大変なことになるもんね」 アレス 「ああ……あの時は酷かったぜ……」 タナトス 「オレ、あんなに働いたの初めて」 ハデス 「……ごめんね(´・ω・`)ショボン」 アレス 「ま、過ぎたことだ。忘れろや」 ハデス 「ありがと」 ハデス 「アレスは神様の中でも1・2を争うイケメンで、戦争の神様。でも負け戦が多いんだ」 タナトス 「なんでー?」 ハデス 「頭が悪いから(キッパリ」 タナトス 「残念!!(゚∀゚)ケラケラケラケラ」 ハデス 「何てったって、自分の娘を『呪う』って言った国に嫁がせるくらいだもん」 タナトス 「(゚∀゚)゛アヒャヒャヒャヒャ♪」 ハデス 「でもまあ、勝ち組かな。愛と美の女神・アプロディテの旦那さんだからね」 アプロディテ 「あら、何のお話?」 ハデス 「やあ。これからアプロディテについて話すところだったんだよ」 アプロディテ 「まあ」 ハデス 「今日も綺麗だね」 アプロディテ 「ふふ。当たり前よ。美の女神だもの」 ハデス 「俺達より先に産まれたところも、人間達にとってとっても重要なことって思われていた証だよね」 アプロディテ 「そうよ。誰かを愛することで、人生が豊かになるわ」 ハデス 「俺も、ペルセポネたんに恋しなかったら、ずっと独り身……いやあああああああ!!!!!!」 アプロディテ 「ふふ」 タナトス 「すっごく、綺麗だったー」 ハデス 「ペルセポネたんが1番だけどね」 タナトス 「ウン(゚-゚)♪」 ハデス 「彼女を怒らせると、すっごくすっごく怖いんだ……」 タナトス 「どのくらい?」 ハデス 「……キミがアポロンに貞操を奪われるくらい、かな」 タナトス 「いやあああああああ!!!!!!」 ハデス 「そう言えば、ペルセポネたんもアプロディテと喧嘩したことがあったっけ」 タナトス 「アドニスだよね」 ハデス 「そう。今はもう冥界にいるけど、あの時は大変だったなぁ。……早く子供欲しいなぁ……」 エロス 「ママー! ねぇ、ママ見なかった?」 ハデス 「さっき通ったばかりだから、まだその辺にいると思うよ」 エロス 「ありがとう! ママー!」 タナトス 「こども?」 ハデス 「うんまあ……義理の、かな。アプロディテは俺達のお祖父さんから産まれたんだけど、さっきのエロスはカオスって言う……えーっと、お祖父さんよりもっと前の神様の子供なんだよ」 タナトス 「年上なのに?」 ハデス 「神様には年齢は有って無いようなものだからね。アプロディテは愛と美の女神で、エロスは恋愛を司る神なんだ」 タナトス 「ハデス様の恋も?」 ハデス 「一説にはね。でも、あれが仕組まれた恋だって思いたくないな」 タナトス 「うん……」 ヘルメス 「おっと、いいところに」 ハデス 「やあ、ヘルメス。こっちで会うなんて珍しいでしょ?」 ヘルメス 「いつもは俺から行ってるからな」 ハデス 「そうだね」 タナトス 「ヘルメスー♪」 ヘルメス 「なんだ、タナトスまで連れて来たのかい?」 ハデス 「着いて来たって方が正しいかな?」 タナトス 「お留守番よりハデス様の傍が良いー」 ハデス 「可愛い奴め」 タナトス 「にゃー♪」 ヘルメス 「あ、そうだ。これ」 ハデス 「また伝言? ありがと」 ヘルメス 「仕事だからな」 タナトス 「オレ、ヘルメスは好き」 ハデス 「ヘルメスと仲が悪い神様の話は、俺もあまり聞かないね」 タナトス 「色んな神様のところにパシられてるから?」 ハデス 「そう。主にゼウスの命令だけど、神様から神様への命令を伝える、大切な役目があるんだ。ゼウスとマイアの子供だけど、あのヘラにも受けが良いんだよ」 タナトス 「珍しいね」 ハデス 「そうだね。彼がいないと、神様同士の戦いがもっと増えるんじゃないかな」 タナトス 「タイヘンダー」 ハデス 「棒読みだよ、タナトス」 タナトス 「よく冥界に出入りしてる」 ハデス 「うん。英雄の魂を連れて来ることと、天界と冥界を繋ぐことが、彼の役目だからね」 タナトス 「ハデス様も忙しいけど、ヘルメスも忙しそう」 ハデス 「それでも全部熟すから、凄いよね」 タナトス 「ハデス様も凄い♪」 ハデス 「ありがと♪」 アテナ 「珍しいわね」 ハデス 「やあ、アテナ。久しぶり」 アテナ 「久しぶり。ヘルメスがどこにいるか知らないかしら?」 ハデス 「あっちに行ったよ」 アテナ 「ありがとう」 ハデス 「急用?」 アテナ 「ええ、そうね」 ハデス 「ありゃ。ごめんね」 アテナ 「気にしないで」 タナトス 「今のも戦いの神様だよね?」 ハデス 「そう。でもアレスとは似ても似つかないよ」 タナトス 「違うの?」 ハデス 「キミとアポロン達と同じくらい違うね」 タナトス 「ふーん」 ハデス 「物凄く頭が良くて、勝ち戦が多いんだ。それにプライドを賭けた栄光の戦いなんかも、アテナが司るんだよ」 タナトス 「残念じゃない方!」 ハデス 「……まあ、そうなるかな? 因みに彼女も処女神なんだ」 タナトス 「処女神イパーイ?」 ハデス 「ううん。ヘスティア姉さんとアルテミス、それとアテナの3人だけだよ」 タナトス 「へー」 ハデス 「でも子供はいる」 タナトス 「?」 ハデス 「ヘパイストスって言う、鍛冶の神との間に産まれたって聞いたよ」 タナトス 「処女……なのに?」 ハデス 「うん。簡単に言えば、魚みたいな感じかな」 タナトス 「魚??」 ハデス 「魚は雌が卵を生んで、雄が子種を掛けるんだけど、そんな感じで産まれたみたい」 タナトス 「よくわかんなーい」 ハデス 「……うん、知恵熱出るかも……」 ディオニュソス 「……誰……?」 ハデス 「キミがディオニュソス?」 ディオニュソス 「……うん……」 ハデス 「俺は冥界を治めてるハデス。挨拶が遅れてごめんね」 ディオニュソス 「……気にしてない……」 ハデス 「そう。ありがとう」 ディオニュソス 「……飲む……?」 ハデス 「用事で来たんだけど、折角だからいただくよ」 ディオニュソス 「……あげる……」 クピッ ハデス 「流石お酒の神様だね。とっても美味しい」 タナトス 「オレも、オレも!」 ディオニュソス 「……いいよ……」 クピッ タナトス 「!! なにこれ、美味しい♪」 ハデス 「ヒュプノスも連れて来れば良かったね」 ディオニュソス 「……お土産、あげる……」 ハデス 「良いの? ありがと」 ディオニュソス 「……うん……」 タナトス 「ハデス様、もっと飲みたい!」 ハデス 「お礼言った?」 タナトス 「ディオニュソス♪ ありがとう♪」 ディオニュソス 「……美味しかった……?」 タナトス 「すっごく!」 ディオニュソス 「……そう……。……ありがとう……」 ハデス 「帰ったらヒュプノスと一緒に飲もうね」 タナトス 「今飲みたい!」 ディオニュソス 「……あのね……」 タナトス 「?」 ディオニュソス 「……しあわせ、分けるともっとしあわせだよ……」 タナトス 「??」 ハデス 「タナトス。お酒飲んだ時、嬉しかった?」 タナトス 「ウン(゚-゚)♪」 ディオニュソス 「……ヒュプノス……きっと同じ、なりたい……」 タナトス 「うーん……。うん! きっとそう!」 ディオニュソス 「……だから、分けて……ね……。……ヤクソク……」 タナトス 「約束♪」 ディオニュソス 「……またね……。……ばいばい……」 タナトス 「またね♪」 タナトス 「ハデス様! 早くヒュプノスと一緒に飲もう!」 ハデス 「うーんと、取り敢えずこれでおkかな?」 タナトス 「早く早く!」 ハデス 「よし、帰ろう」 タナトス 「(゚ω゚)ニャーン♪」 ヘパイストス 「何か忘れられてる希ガス」 「…………」 「……どうせブサメンだいっ(´;ω;`)グスッ」 ※ゼウスとヘラの息子でアレスの兄。 生れつきの不細工で、ヘラに捨てられた際、足を不自由にされた。 腕は良く、神々の武具は彼が作ったり手入れしたりしている。 アプロディテの前夫。 |
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ハデス 「次は有名な神様達を紹介するお」
ハデス 「まずは竃の女神・ヘスティア姉さん。とっても優しい女神だお」 ヘスティア「神殿は要らないわ。私は竃の女神。竃こそが私の神殿よ」 ハデス 「救いを求める人間がヘスティア姉さんの側にいる間は、例え浮浪者でも丁寧に保護しないと、ゼウスとヘスティア姉さんの両方から天罰が下るんだよ」 ヘスティア「だって可哀相じゃない」 ハデス 「愛することは良いことだよね。それと、珍しく処女神なんだ」 ヘスティア「ポセイドンとアポロンが、私を巡って争ったの。でも、どちらが負けても可哀相だと思ったわ。だから永遠の乙女でいることを誓って、それを弟が認めたから、エロスも私に矢を向けられないのよ」 ハデス 「まあ、それでも不届き者っているんだけど」 ヘスティア「ええ。その時にロバさんに助けて貰ったの。だからロバさんは私の大切なお友達なのよ」 ハデス 「俺は説明したからすっ飛ばして、次は弟のポセイドン」 ポセイドン「籤引きで海を治めることになったけど、納得行かねー!」 ハデス 「籤運が悪かったんだよ」 ポセイドン「だってアイツがあちこちで子種振り撒くから、要らん争いが増えてるじゃねーか!」 ハデス 「……俺からしたら、ポセイドンもなかなか好色だと思うよ……」ボソッ ポセイドン「そーいやー、兄さんの嫁さんもなかなかべっぴんさんだよな」 ハデス 「……イッペン、シンデミル?( ー )」 タナトス 「呼ばれて飛び出てにゃにゃにゃにゃーん♪(゚ω゚)ノ」 ポセイドン「神だから死ねないっしょ」 ハデス 「タルタロスに封じるよ?」 ポセイドン「ごめんなさい」 ハデス 「ってゆーか、前に謀反起こして返り討ちにされなかったっけ?」 ポセイドン「そうなんだよなぁ。けっこー強いんだ。だから兄さん、協力プリーズ」 ハデス 「俺はゼウスが適任だと思うよ。ポセイドンが治めたら、強敵に太刀打ち出来なくなることもあるでしょ? で、俺が治めたら、騙されたりとか捕われたりとかされそうだし、厳しい罰を与えるのって結構気が引ける」 ポセイドン「ナントカって言う人間には、えげつないことしてなかった?」 ハデス 「ペルセポネたんは俺の嫁!!щ(゚Д゚щ)」 タナトス 「オノレヨメщ(゚Д゚щ)ニャー」←真似っ子 ポセイドン「あー! もう! わかったよ!」 ハデス 「話が逸れたけど、海からもたらされたものは、基本、ポセイドンが遣わしたものと見て間違いないよ」 ポセイドン「何たって俺は海の神だからな!」 ハデス 「それと、馬の神でもあるよね。テティスに贈ったのはお喋りな馬だし、メデューサとの間に天馬のペガソスをもうけたり、化ける姿も結構馬が多い」 ポセイドン「ヒヒ〜ン!!」 ハデス 「でもデメテルを馬の姿で襲うのは、どうかしてると思うお」 デメテル 「呼んだかしら?」 ハデス 「あ、丁度良いや。彼女が農耕の女神・デメテル姉さん。俺の実の姉さんにして義理の姉さん。ペルセポネたんのお母さんだお」 デメテル 「最初の頃は許せなかったけどね」 ハデス 「ごめんなさい(´・ω・`)ショボン」 デメテル 「でもコレーから、あなたにとても大切にして貰ってるって聞いてるわ。ゼウスやポセイドンと違って、あなたは優しくて真面目だし、浮気の話も……一度聞いたくらいかしら」 ハデス 「ごごごごごめんなさい(´;ω;`)ウッ 寂しかったんだよぅ〜!」 デメテル 「踏み潰してやったって聞いたから、次は微塵切り辺りでもやりそうだわね」 ハデス (レウケたんとも浮気したって知られたら大変だお……)ガクガク(((゚д゚;)))ブルブル デメテル 「でも仕方ないわね。私だってコレーがいない間寂しいもの。同じくらいコレーのことを愛してるあなたも、同じくらい寂しいと思うわ」 ハデス 「(´;ω;`)ブワッ」 ペルセポネ「もう、あなたったら。はい、ちーん!」 ハデス 「ちーん!! グスッ」 ペルセポネ「一足先に冥界に行ってるわ。早く帰って来てね」 ハデス 「わかってるお♪」 デメテル 「もう。見せ付けてくれちゃって」 ハデス 「えへへ(´Д`*)」 デメテル 「そもそも許してなかったら、冥界へ下る儀式なんてやらないわよ」 ハデス 「それもそうだよねー」 デメテル 「それこそ、メデイアみたいにわざと何か忘れた振りしちゃうかもね」ニヤリ ハデス 「いやあああああああ!!!!!! それ何て鬱ゲー!!!!!!!!!」 タナトス 「(゚∀゚)゛アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ♪」←まだいる ハデス 「Σはっ!? タナトス! お前も冥界へお帰り!」 タナトス 「(゚∀゚))))アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ♪」 ハデス 「はぁ、えらい目に遭ったなぁ、もう」 ヘラ 「珍しいわね、ハデス。あなたがここに来るなんて」 ハデス 「ヘラ姉さん、久しぶりー。……あんまりハッスルしないでよぉ……」 ヘラ 「浮気するゼウスが悪いのよ! 正妻の私がいるって言うのに、あの人ったら!」 ゼウス(声)「うっは、あの子テラかわゆすかわゆす♪」 ヘラ 「ムキーッ!! あなたー!」 ゼウス(声)「へっ、ヘラたん! これはその!」 ヘラ(声) 「何だと言うの! 言ってごらんなさい!」 ゼウス(声)「え、えっと……浮気? てへっ☆」 ハデス (こ、懲りてない……!?) ヘラ(声) 「ムキャーッ!! あなた! 大人しく罰を受けなさい!」 ゼウス(声)「あっ、いやいや、ごめんね、口が滑っちゃった☆ 俺が本当に愛してるのはヘラたんだけだよ!」 ヘラ(声) 「愛してない女と子作りしたって言うの!? ますます許せないわ!」 ハデス (……バカだなぁ……) ゼウス(声)「しっ、仕方ないじゃないか! 俺は大神として人間達の繁栄をだね……!」 ヘラ(声) 「 問 答 無 用 !! 」 ゼウス(声)「みぎゃああああああああああ!!」 タナトス 「m9(゚∀゚)゛アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ♪」 ハデス 「こら、タナトス。指差しちゃダメだろ」 タナトス 「(゚д゚)ニャー」 ハデス 「え? つまんないから早く終わらせろ?」 タナトス 「(゚-゚)(。 。)(゚-゚)(。 。)」 ハデス 「待ってて。もうすぐ終わるからね」 タナトス 「(゚д゚)ニャー……」 ハデス 「えー。あそこで追っかけっこしてるのが、ヘラ姉さんとゼウス。ヘラ姉さんは結婚の女神で、ゼウスは一応全知全能の神って言われてる」 ヒュプノス「(・ω・)ノニャー♪」 タナトス 「(・ω・)ノニャー♪」 ハデス 「結婚の女神って言うくらいだから、ゼウスの浮気に過敏になっても仕方ないよね。ペルセポネたんが浮気したら、俺は悲しいなぁ……」 ヒュプノス「§(・ω・)ニャー?」 タナトス 「ヾ(・ω・)ニャー!」 ハデス 「ヘラ姉さんはゼウスの子供達に酷いことばっかりで、時々ヘラ姉さんに殺された子供達が冥界に来ることもあるよ」 ヒュプノス「§ヾ(・ω・)ニャー♪」 タナトス 「コシコシ(ノ゙Д-)ニャー……」 ハデス 「まあ、ペルセポネたんもゼウスの子だけど、俺の嫁でもあるから、ヘラ姉さんでも手出し出来ないみたいだね」 ヒュプノス「§(・ω・)ニャー」 タナトス 「(-ω-)Zzz……」 ハデス 「実はヘラ姉さんはゼウスの3番目の妻なんだ」 ヒュプノス「(-ω-)ニャー……」 タナトス 「(-ω-)ニャー……」 ハデス 「こうして聞くとヘラ姉さんは極悪人かって思われるけど、理由はどうあれ既婚者と寝ちゃう女の人が悪いよね。ヘラ姉さんは、妻としての立場と結婚の女神としての立場、両方を蹂躙されてるってことになるんだから」 ヒュプノス「(-д-)ニャーニャー……」 タナトス 「(-Д-)ニャーニャー……」 ハデス 「ありゃ。2人とも寝ちゃったの? しょうがないね。それじゃ、そろそろお暇するねー」 |
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ハデス 「冥界の神達を紹介するお」
「まずは俺、ハデス。死者の魂の行き先を決めたり、時にはゼウスに直談判して、生と死のバランスを取るんだ」 「ペルセポネたんがいなくて寂しい時もあるけど、誰かがやんなきゃいけないから、俺がんばる!」(グッ ハデス 「次は俺のマイハニー、ペルセポネたん♪」 ペルセポネ「?」 ハデス 「生き生きしてて可愛くて、でもお仕事もちゃんとやるんだ」 ペルセポネ「あなた、お茶のお代わりないの?」 ハデス 「ペルセポネた〜ん♪」 ――暫くお待ちください―― ハデス 「ペルセポネた〜ん、……お茶〜」 ペルセポネ「ありがとう。あなたのいれてくれるお茶、好きよ」 ハデス 「∩(゚∀゚*)∩」 ハデス 「で、冥界への入口でお留守番してるのが、ケルたんことケルベロスたん」 ケルベロス「わふ?」 ハデス 「おっかないテュポンとエキドナの子供だけど、忠実で良い子だよ」 ケルベロス「クーンクーン」 ハデス 「生きてる人間が入ろうとしたり、死んだ人間が後戻りしようとしたら、襲い掛かるんだ」 ハデス 「死者が渡る河は、カロンって言う渡し守に運賃を払わないと、渡れないんだよ」 カロン 「金がないなら渡せないね。悪いが、こちらも仕事なんだ」 ハデス 「河を越えたら、裁判を受けてもらうよ。裁くのは俺と、アイアコス、ミノス、ラダマンテュス」 「3人とも好い人達だよ(゚∀゚)」 ハデス 「ニュクスは地上に夜をもたらす仕事があるから冥界にはいないけど、ニュクスの子供達は大切な使者なんだ」 タナトス 「(´Д`*)ハフン」ゴロゴロ ヒュプノス「(´Д`*)ハフン」ゴロゴロ ペルセポネ「2人とも可愛い♪」 ハデス 「ちょっと! そこは俺の特等席ィィィィィ!」 タナトス 「(´Д`*)ハフフン」ゴロゴロ ヒュプノス「(´Д`*)ハフフン」ゴロゴロ ハデス 「……コホン。ヒュプノスが人間を眠らせて、タナトスが冥界に連れて来るんだ。時々、タナトスだけが出張するけど、タナトスってば体育会系に弱いんだよねぇ……」 タナトス 「(´Д`*)ニャー♪」 ヒュプノス「(´Д`*)ニャー♪」 ハデス 「ムキーッ!! 俺の特等席だっつの!」 ――暫くお待ちください―― タナトス 「ハデス様、いたい」 ヒュプノス「翼もげる」 ハデス 「もげちゃえ」 ヘカテ 「……犯罪の臭い……」 ハデス 「(゚д゚)!! ヘヘヘヘヘカテさん!? これはそのっ!!」 ヘカテ 「……次はどうなるか……私にもわからない……」 ハデス 「ひええぇ〜……!」 ハデス 「あー……恐かったー! 今のはヘカテさん。浄めと贖罪と魔術の女神で、犯罪に物凄く詳しいんだ。そう言えば、俺、ペルセポネたん掠ったところ見られちゃったんだよねぇ……」 「何か暗いけど、正装するととっても綺麗なんだよ(゚∀゚)」 ペルセポネ「あーなーたー?」 ハデス 「いいいい1番はペルセポネたんです! はい!!」 ハデス 「冥界にはもっと恐ろしい女神がいるんだよ」 「それが復讐の女神達・エリニュス三女神と、復讐の女神・ネメシス」 「ネメシスさんは因果応報派だけど、エリニュス達は冥界まで死者に鞭打ちまくってて、裁判中も結構うるさい……」 エリニュス「母殺しなんて最低よっ!!」ビシッビシッ ハデス 「……おお恐」 ハデス 「そうそう、人間に死を与えるのは、タナトスだけじゃないよ」 「ケールは血を啜るのが大好きで、よくとどめを刺しちゃう」 「『大丈夫だ! 傷は浅いぞ!』なんて言ってたら、ケールに見つかって死ぬってことも、よくあるみたい」 ヘルメス 「ちゃーッス。魂お届けに上がりましたー(゚∀゚)」 ハデス 「あ、ヘルメス! 丁度良かった。お茶にしない?」 ヘルメス 「えー、冥界でお茶とか気分ちょー沈むー」 ハデス 「(´・ω・`)ショボン」 ヘルメス 「つーか、そーやって来客にお茶出すのって、ハデスさんの仕事ッスか?」 ハデス 「そだよ。ペルセポネたんは喜んでくれるんだ〜(*´∀`)」 ヘルメス 「はいはい熱い熱い」 「あ、これ。ゼウス様から」 ハデス 「ありがとう。ヘルメスは時々、こうやってパシリなこともしてるよ」 ヘルメス 「パシリじゃないやい、連絡係だい(´;ω;`)ウッ」 ハデス 「結局お茶飲まないで行っちゃった」 「最後になったけど、忘れちゃいけないのがステュクス様」 「様って言うか、河だけど」 「親御さんより俺らを選んでくれたお礼に、俺らはステュクス様にかけた誓いは、絶対に守らなくちゃいけない」 「破ったら、神様でもおっかないことになるんだ」 「……神様って何だろうね……」 |
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