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ゼウス 「おっとイイ女発見~! や ら な い か ? 」
アンティオペ 「えっ? ゼウス様!? ちょ、あぁん!」 アンティオペ父 「誰の子だ!」 アンティオペ 「ゼウス様です!」 アンティオペ父 「神の名を騙るなksg! 殺してやる!」 アンティオペ 「逃げるし! 超逃げるし!!」 アンティオペ父 「待て!」 リュコス 「兄上!」 アンティオペ父 「娘がビッチだったなんて……鬱だ死のう」 グサッ リュコス 「兄上!」 アンティオペ父 「娘を……連れ戻し……ガクッ」 リュコス (俺様王様キターッ(゚∀゚)!!) リュコス 「オラ歩け!」 アンティオペ 「超無理。産まれるし」 リュコス 「チッ。おい、牛飼い! 洞窟を貸せ!」 牛飼い 「ハイッ!?(゚Д゚;)」 赤ん坊1 「プギャーッ」 赤ん坊2 「オギャーッ」 リュコス 「オラさっさと行くぞ!」 ディルケ 「おーっほっほっほっ♪ わたくしが王妃よ」 リュコス 「良いだろうw あの女は奴隷にすりゃイイ」 こうしてアンティオペは何年も苦役を強いられました。 ディルケ 「ディオニュソス様のお祭りに行くからさっさと牛車牽きな!」 ビシビシ ディルケ 「この牛は貢ぎ物にするの。だからお前が牛車を牽くのよ!」 アンティオペ 「は、はい……」 アンティオペ (懐かしいわ。ここは……子供達を産んだあの洞窟の近くね……) (ああ、子供達よ! 元気でいるかしら!) ディルケ 「プギャッ!! 畜生、あのアマ! 許さん!」 ゼトス 「あっ」 アムピオン「ん?」 アンティオペ 「ああっ、子供達よ! 私がママよ!」 ゼトス 「僕らに母上なんていたっけ?」 アムピオン「僕らの育ての親は牛飼いだし……」 ディルケ 「お前達! その女をこっちに寄越しな! そのアマはわたくしの奴隷でしてよ!」 グイッ アンティオペ 「きゃあ! お願い、助けてーっ!」 ゼトス 「奴隷の知り合いなんていたっけ?」 アムピオン「僕は知らないよ。ゼトスは?」 ディルケ 「牛に縛り付けて市中引き回しの刑よ!」 ゼトス 「僕も知らないけど……可哀相」 アムピオン「可哀相……」 牛飼い 「どうしたんだい? 二人共……あっ!」 兄弟 「「え?」」 牛飼い 「お前達、早く助けておあげなさい! あの人はお前達の産みの親だよ!」 兄弟 「「ナンダッテーヾ(゚Д゚)ーッ!!」」 ゼトス 「母上を返せー!」 アムピオン「母上っ!」 アンティオペ 「ああっ、ありがとう、私の子供達……」 ゼトス 「お前なんか、お前なんか、こうしてこうしてこうしてやるっ!」 ディルケ 「きゃあきゃあきゃあ!」 アムピオン「そ~れぃっ! 市中引き回しの刑じゃーっ!!」 ディルケ 「きゃー――――――……!」 リュコス 「ごめんなちゃい。王位返すから許してちょんまげ(´・ω・`)」 ゼトス 「おk、殺してやんよ!」 リュコス 「ひいーっ!!」 ヘルメス 「待て。無益な殺生は止めよ!」 アムピオン「あっ、ヘルメス様!」 ゼトス 「まあ、殺しても得にならないし」 アムピオン「塚、戦意喪失? みたいな?」 ヘルメス 「リュコス。反省しているなら、ディルケを火葬にした灰を、アレスの泉に撒きなさい。泉は川と美しい水を生み、この国を豊かにする。それがそなたらの罪滅ぼしだ」 リュコス 「ハイ……(´;ω;`)」 清らかな水を湛えたその泉は、ディルケの泉と呼ばれるようになったと言います。 ディオニュソス 「……ディルケは……祭に行くところだった……。……ちょっと性根は腐ってる……けど……その信心は真……。……だから……綺麗な水として……讃えて…………」 ゼトスとアムピオンは伯父から王位を取り戻し、互いに支え合いながらテバイの支配者として君臨します。 アムピオン「イイ女いませんかー?」 ヘルメス 「リュディア王の娘が、結構イイ女(゚∀゚)♪」 リュディア王の娘・ニオベ。 父はゼウスの子、母はアトラスの娘。 そして夫はゼウスの子、と言う恵まれた家柄となりました。 その頃、デバイには盲目の予言者・テイレシアスがいました。 彼の話は置いといて。 テイレシアス 「それ何て当て馬?(´・ω・`)」 マントー 「娘のマントーです。父の力を受け継ぎ、予言者として神殿に仕えております」 テイレシアス 「わしもそろそろ隠居じゃのう……」 マントー 「民衆よ! アポロン様とアルテミス様をお産みになったレト様こそ、尊敬すべき母です」 ニオベ 「まあ、失礼ね。私はゼウス様の孫、夫はゼウス様の息子。子供は男女七人ずつ産んだわ。レト様なんてたった二人じゃないのプギャーッm9(゚∀゚)」 マントー 「神様と人間を比べたら、天誅じゃーっ!!」 ニオベ 「ニャハハハハ(゚∀゚)♪ やれるものならやってみなさい!」 レト 「量より質よ(´;ω;`)グスッ」 アポロン 「全くです」 アルテミス「母上の屈辱、思い知るが良い!」 アポロン 「私はニオベの息子達を!」 アルテミス「私はニオベの娘達を!」 ニオベ 「きゃああああああああっ!!」 マントー 「天罰天罰☆m9(゚∀゚)」 子供達の死に絶望したニオベは石となり、涙のような水を湧き出すようになりました。 そしてこの人達は……。 タナトス 「ハデス様~! 大変大変~!」 ヒュプノス「タイヘンなの~!」 ハデス 「またかおっΣ( ̄□ ̄;)!!」 3人 「またあの双子は……!」 忘れられていましたw アムピオン「ヒドス。アポロン様も私も同じゼウス様の息子なのに! ええぃ、焼き払えぇーッ!」 アポロン 「 天 ☆ 誅 ☆ じゃーっ!」 アムピオン「ぎゃーっ!」 タナトス 「ハデス様、もう一人来たよ~!」 ヒュプノス「きたよ~!」 ハデス 「まだなのっΣ( ̄□ ̄;)!?」 3人 「勘弁してください……!」 PR |
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