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ハデス 「こここここれからよろしくだおっ///□///」
ペルセポネ「ええ、よろしくね、あなた」 ハデス 「Σブッ! けっ、けふっけふんけふっ!」 ペルセポネ「大丈夫?」 ハデス 「だだだだ大丈夫だお! 慣れてないからびっくりしただけおっ!」 ペルセポネ(……かわいー……♪) ハデス 「えっと、取り敢えず色々紹介するお。冥界の入口に可愛いわんこがいたと思うお」 ペルセポネ「?」 ハデス 「あれ? 見てないのかお? ケルた〜ん! ケルたん、おいで〜!」 ペルセポネ「Σ……ッ!?」 ケルベロス「わふっ! へっへっへっへっへっ♪」パタパタパタ ペルセポネ「な、何これ? 頭が3つもある〜!」 ハデス 「ケルベロスだお。忠実で甘い物大好きな可愛いわんこだお♪」 ペルセポネ(こ、こんなのが可愛いって、この人のセンス何なの……!?) ハデス 「ケルたん、お手♪」 ケルベロス「わふ!」ポフ ハデス 「おかわり!」 ケルベロス「わふ!」ポフ ハデス 「よしよし、良い子だお♪ ケルたん、この可愛い女の子が、俺のお嫁さんだお。噛んだら……」ナデナデ ケルベロス「Σビクッ」 ハデス 「お仕置きするお(にっこり」 ケルベロス「キューンキューン……」 ペルセポネ(えぇっ!? お、お仕置きって……?)じっ…… ケルベロス「キューン……」ハタハタ ハデス 「撫でてみるお? 噛まないから大丈夫だお!」 ペルセポネ「信じて、いいのね?」 ハデス 「(´・ω・`)ショボン」 ペルセポネ「?」 恐る恐る…… サワ…… ケルベロス「はっはっはっ♪」パタパタパタ ペルセポネ(……可愛いかも知れないわ。頭が3つあるってだけで、普通のわんちゃんみたい……)ナデナデナデナデ ケルベロス「ヘッヘッヘッヘッ♪」ブンブンブン ガバッ ペルセポネ「Σきゃあああああああ!!!!!!」 ハデス 「ちょ、ケルたん! 押し倒しちゃダメだお! って遅かったおー! ごめんね、ごめんね、今助けるお!」 「よいしょ。食べちゃうお〜!」←ケルたんを跨ぎ ガシッ←ケルたんの口を掴んで、 カポッ←その口を自分の口に入れるハデスさん ※実際の飼い犬の躾け方より抜粋 ハデス 「あ〜〜〜〜〜〜ん!」 ケルベロス「キューンキューンキューン」イヤイヤイヤ ハデス 「わかったかお!」 ケルベロス「ワ、ワンッ!」 ハデス 「よし!」 ケルベロス「…………」ソソクサ ハデス 「ペルセポネたん、大丈夫?」 ペルセポネ「……(゚□゚)……ポヤー」 ハデス 「ペルセポネたん!? ペルセポネたん!」ササッサササッ ペルセポネ「はっ!? え、ええっ、だ、大丈夫よ! ありがとう!」 ハデス 「良かったお……!σ(´∀`;)」 ペルセポネ(……ちょっと……カッコ良かった……かも……///x///) ハデス 「冥界にはたくさんの河が流れてるお。でも危ないからあんまり行っちゃダメだお」 ペルセポネ「どう、危ないの?」 ハデス 「こっちの方に行きたい亡者達が、『向こう岸に運んでくれ〜!』って……」 ペルセポネ「あら、意外と普通なのね」 ハデス 「……千人以上いるお」 ペルセポネ「…………はい?」 ハデス 「うーん、俺も数えたことはないけど、タナトス達の報告だと、日々数人は『運賃』を持って来てなくて、舟に乗れないみたいだお」 ペルセポネ「え、えぇっと? ……有料なの?」 ハデス 「だお。まあ、人間は飛べないって無意識でも思ってるから、死んでも飛べないんだお。だから、『運賃』を用意して貰えなかった亡者は岸辺をずーっとウロウロしてるんだお」 ペルセポネ「ずっと?」 ハデス 「だお。百年か二百年か詳しいことは俺も知らないけど。そんな長い間舟に乗れないから、みんな飛べる人を見かけると、我先に飛び付いて来るみたいだお」 ペルセポネ(千人以上の死んだ人間が、飛び付いて……?)←想像した ハデス 「冥界生まれの神様達は、亡者の扱いに慣れてるけど、ペルセポネたんは来たばっかだから、まだ行っちゃダメだと思うお」 ペルセポネ「頼まれたって行きません!! 絶対行くもんですか! □ ゚」ギュウッ ハデス 「恐いかお?」 ペルセポネ「ばか! 違います! ばか!///□///」 ハデス 「可愛いお! 絶対俺が守るお! ステュクス河に誓うお!」ギュッ ペルセポネ「Σ……! ばっ、ばかっ!! こんなところで!/// □ ;///」 ハデス 「俺のお嫁さんだから、俺が守って当然だお!///ω///♪」 ペルセポネ「……ばか……///Δ///」ギュ ペルセポネ「……? 何で宮殿の入口に椅子があるの?」 ハデス 「罠だお」アッサリ ペルセポネ「へー、罠ね。……え?」 ハデス 「何か昔から置いてあるみたいだお。そこに座った人は記憶喪失になるんだお」 「でもまだ誰も座ったことがないお。使い道もよくわからないんだお。坐り心地が良さそうでついつい座りたくなるから、罠だと思ってるお……」 ペルセポネ(……意外とおっちょこちょいなのかしら?) ハデス 「ただいまだおー」 下級女神 「お帰りなさいませ」 ハデス 「ここは一回来たからわかると思うお」 ペルセポネ「ええ。あちらが裁判をするお部屋で、そちらがお食事を出してくださったお部屋、だったと思うわ」 ハデス 「だお! あの……そそそそその、し、寝室はあっちだお……!//////」 ベチーン!! ハデス 「あ痛ッ! メガイラ! 何するんだお!」 メガイラ 「もうっ、おバカちゃん! 真昼間から顔染めて寝室を案内するんじゃないよ! つくづくデリカシーってモンを知らない王様だよ、全く!」 ペルセポネ「大丈夫よ、私は気にしてな……き、きゃあああああ!?」ギュウウッ ハデス 「あばば、あばばばば、ペ、ペルセポネたん、首……! 首絞まるおっ……!」 ペルセポネ「へ、蛇、蛇ィ!」 ハデス 「蛇は冥界にいっぱいいるおぉっ! エリニュス達だけじゃ……ぐぇ」 ペルセポネ「いやぁっ!!;□;」 ハデス 「こ、こればっかりは慣れるしかないんだおー! ケホッケホッケホッ……」 メガイラ 「まっ、そのうち慣れるわ」ズズイ ペルセポネ「いやっ、恐い!」 ハデス 「大丈夫だお! 俺がついてるお!」ギュッ ペルセポネ「ハデス様……ッ」ギュッ メガイラ 「あーあー、昼間っから熱いねぇ。安心おし。ハーちゃんは一応王様だから、冥界の中じゃ最強さね」 ハデス 「酷い言われようだお……。あとその呼び方はやめてほしいお(´・ω・`)」 メガイラ 「本当のことじゃないのさ。クククッ、嫌ならそこの可愛い奥さんに呼んで貰うといい」 ハデス 「あばばばば///□///」 ハデス (そう言えば、ちゅーもまだだお//////) ハデス 「ふぅ。やっと行ってくれたお……」 ペルセポネ「(ノД<)グスッ」 ハデス 「もう大丈夫だお」ナデナデ ペルセポネ「…………」 ハデス (触り心地がサイコーだおぉ〜//////) ヒュプノス「ハデスさま〜♪」 ハデス 「ヒュプノス、どうしたお?」 ヒュプノス「いまはおひるやすみだから、おひるねのじかん!」 ハデス 「ま、待つんだお! 俺はペルセポネたんともっとお話……コシコシ(ノ゙Д-)……したいおぉ〜」 ヨタヨタフラフラ ヒュプノス「ねないとだめ! おへや、こっち!」 ハデス 「あうぅ……ヒュプノスには……抗いにく……い……おぉ……コシコシ(ノ゙Д-)」 ヒュプノス「いままでねむけとったぶん、あげる! だから、おやすみなさい♪」 ボフッ←ベッドにダイブ ハデス 「んぁー……時間になったら、起こしておー……」 ヒュプノス「うん!」 ハデス 「ZZZzzz……」 ペルセポネ「寝ちゃったの?」 ヒュプノス「うん。ハデスさま、さいきん、あまりねてない」 ペルセポネ(そう言えば、そんなこと言ってたわ) (眠れてないのは、私に恋したからなの? それとも忙しかった所為?) ハデス 「すかー……」 ペルセポネ(ずっと私ばっか気遣ってて……優しい人……。……大好きよ……) チュッ ペルセポネ「私も寝るわ。何だか疲れたもの」 ヒュプノス「おやすみなさいだよ♪」 ペルセポネ「おやすみなさい」 PR |
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ハデス :ペルセポネたん……、帰っちゃったお……グスッ。
ハデス :…………。 ハデス :ペルたん人形可愛いおー。今日はペルたん人形と寝るんだお♪(´Д`。*)ナデナデ ヒュプノス:ハデスさま、おやすみー♪ ハデス :おやすみお♪ タナトス :すー……。 ――…… ――モゾモゾ。 ハデス :……ん……。 ――ゴソゴソ。 ハデス :んぁ……? ペルセポネたん……? お外寒くて帰って来たのかお……?(ボンヤリ ハデス :暖めてあげるから、もっとこっち来るお〜……。 ギュッ ポセイドン:はぁい。 ハデス :……(´Д`) ハデス :コシコシ(ノ゙Д-) ハデス :……(´Д`) ポセイドン:←全裸 ハデス :クワッΣ(゚Д゚;) ポセイドン:暖めてくれるんだろ? ハデス :い、い、い……。 ポセイドン:お? ハデス :いやあああああああ!!!!!! 犯されるーっ!! タナトス :うぅ……ん? ハデス様、うるしゃー……。 ヒュプノス:はですさま……むにゃむにゃ。←眠気成分放出中 ハデス :コシコシ(ノ゙Д-)あ、あうぅ、寝たらダメお寝たらダメお寝たら……犯されるおおおおおおおお!!!!!! これ何てBL!!!!!! ポセイドン:ま、俺はカワイコちゃん限定だからそこ、訂正しとけよ☆ じゃあなっ☆(゚∀゚)ノ ハデス :な、何しに来た……ん……だお……ZZZzzz |
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デメテル 「いい? コレー。男って生き物は野蛮なのよ!」
アルテミス「そうよ。身勝手に恋をして、汚らわしいわ!」 アテナ 「何かあったら私達が助けるわよ!」 コレー 「そうなの? わかったわ、気を付ける」 ――あの頃の私は、無知だった。 ハデス 「ちょっと休憩して来るお」 裁判官 「では休憩に致しましょうか」 コレー 「誰が1番素敵なお花を摘んで来れるか、競争しない?」 アルテミス「ええ、いいわよ!」 アテナ 「ふふっ、負けないわ!」 コレー 「それじゃあ、よーいドン!」 ――素敵なことすら知らなかった。 ハデス 「んぅー……。疲れたおー……」シパシパ 声 「わー、綺麗ー! ねぇ、アテナ様、アルテミス様、見て〜♪」 ハデス 「あ……」 (誰だろ……? 綺麗で可愛くて……あんな娘、いたかなぁ……?) 声 「ほらっ、良い香りもするわ!」 ハデス (柔らかそうな髪が、きらきら光ってて……。それに、笑顔も可愛いお……) 「…………///Δ///」ポヤー…… 声 「ふふっ、コレー、足元に気を付けてね」 声 「え? きゃあっ、蛇!」 声 「あら。迷子かしらね。ごめんね、コレーが恐がるから、向こうに行っててくれないかしら?」 ハデス 「……コレー……」 (あぅう、可愛いお……。あんな娘が傍にいたら……) (…………///□///)ポワワン (お、お嫁さんにしたいおー……!) ――恋も愛も知らなかった。 子供だったのよ。 ゼウス 「おう? 珍しいな、兄貴。言ってくれれば迎えを寄越したのに」 ハデス 「ごめんお。どーしても我慢できなくなっちゃったんだお(´・ω・`)」 ゼウス 「仕事もきっちりやってきたんだろうなぁ、兄貴のことだから」 ハデス 「頑張ったお。俺もやればできるんだお♪」 ゼウス 「で、何の用なんだ?」 ハデス 「あ、あの、その……///Δ///」カァァァァッ ゼウス 「?」 ハデス 「お、お嫁さんが欲しいんだおぉ!///□///」 ゼウス 「おkおk、イイコ攫って来てやんよ(゚∀゚)♪」 ハデス 「そそそそそれはダメだおっ! と言うか、そうじゃないお!!///皿///」 ゼウス 「そうか? それじゃ、あそこの山を越えた先にちっこい島があるだろ? そこの姫が……」 ハデス 「それも違うお! そのっ! コ、コレーたんをお嫁さんにくだしあ!!///□///」 ゼウス 「……(゚∀゚)……」 ハデス 「モジ///、、///モジ」 ゼウス 「……(゚∀゚;)……」 ハデス 「モジ///> <;///モジ」 ゼウス 「ナナナナナンダッテー!?Σ(゚д゚)」 ハデス 「ダダダダダメかおっ!? 俺、コレーたんが好きになっちゃったんだお……! お嫁さんにしたいんだおぉ……! あぁ……コレーたん……!」 ゼウス 「しっかし兄貴、律儀だなぁ。勝手に掻っ攫って行けば良いのに(゚∀゚)アヒャッ!」 ハデス 「可愛いから、いなくなったらみんなきっと心配すると思うお(´・ω・`)」 ゼウス 「女っつーのはちょっとくらい乱暴な男が好きなんだよ!」 ハデス 「そうなの?」 ゼウス 「そうなんだよ! 所謂野性味溢れるっつーヤツだな! ワイルドな男はモテるぞー!」 ハデス 「どうせ俺はモテないお(´;ω;`)グスッ」 ゼウス 「あーもー! つべこべ言わず掻っ攫えばいいんだよ! 俺が許可する!」 ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ・Д・)ノ ハデス 「あっ、でもデメテル姉さんにも言わなくちゃ」 ゼウス 「俺がいいっつったんだからいいの!」 ヽ( ・∀・)ノ┌┛ΣΣΣ(ノ・Д・)ノ ゼウス 「デメテルには俺から言っておくから大丈夫だって!」 ハデス 「そ、そーゆー問題なのかお……?」 ハデス 「でも……、女性の扱いに慣れてるゼウスがそう言うんだから、きっと正しいんだお……!」 ゼウス 「デメテルおっひさー(・ω・)ノ」 デメテル 「何しに来たのよ。カエレ」 ゼウス 「冷たいなぁ、一時期はあんなに愛し合った仲だっつーのに」 デメテル 「冗談じゃないわ! あなたが無理矢理迫ったんでしょ! 全く、本当に男ってどうしようもない! シネ!」 ゼウス 「まーまー、怒らない怒らない。あんなに可愛い娘が産まれたんだから、結果オーライじゃん。ナ?」 デメテル 「あの娘はあなたの娘じゃなくて私の娘です! 誰が男に渡すもんですか! キエロッ!!」 ゼウス (ヤベェ、超地雷! 兄貴に間違ったこと吹聴しちゃったぜ……) (……ま、いっか(゚∀゚)アヒャッ♪) ハデス 「コレーたん……今日もお花摘んでるお。女の子らしくて可愛いお♪(*´ω`*)ハフン」 声 「もっと素敵なお花がないかしら……」 ハデス 「!」 「お花、あげるお、コレーたん……」 パッ コレー 「まあっ、凄い水仙だわ 一株からあんなにたくさんのお花が咲いて、それに……ああ、何ていい香りなの……! 素敵♪」プチプチ ピシッ コレー 「うふふ、今日は私の勝ちね!」 ザザザッ コレー 「きゃっ!?」 ガシッ ハデス 「コレーたん、一緒に来るお!」 コレー 「だ、誰!? やだ、離して! 離してよ!」ジタバタ ハデス 「ダダダダダメだお……! 暴れたら落ちちゃうお!」ギュウッ コレー 「きゃあああああああ!!!!!! 誰かっ、誰か助けてー! アテナ様、アルテミス様、お母様ー!」ジタジタバタバタ ハデス 「大切にするから大丈夫だお!」 ――最低最悪の出会いだった。 ハデス 「コレーって名前も可愛くて好きだけど、俺のお嫁さんになるんだから、もっと冥界に相応しい名前で呼ぶお……♪」 コレー 「!?」 ハデス 「ペルセポネたんとかどうだお♪」 コレー 「やだっ、勝手に決めないで! それにお嫁さん、って……!?」 ハデス 「イヤなのかお……?」 コレー 「イヤに決まってるわ! 本当に、男の人って強引で野蛮で身勝手で……」 ハデス 「(´・ω・`)ショボン」 コレー 「最っっっ低ー!!」 ハデス 「Σ(´;ω;`)ブワッ」 コレー 「こんな暗いところにずっといるなんて、絶対イヤよ!」 ハデス 「(´;ω;`)グスッグスッ」 コレー 「だから地上に帰して!」 ハデス 「ご、ごめんお……! で、でも困るんだお……! 俺の傍にいてほしいんだお! 精一杯愛するお!」 コレー 「 イ ヤ で す ! 」 ハデス 「ΣΣΣ( □ ;)」 コレー 「帰してください。怒らないから!」←怒ってる ハデス 「うっ、うっ、ご、ごめんよ、ごめんよ……。そんなにイヤだったなんて……うっ、あうぅっ(ノД;)グスッ」 ハデス 「傍にいるだけでもダメかお……?(ノД;)グスッ」 コレー 「ここにいたくないの」 ハデス 「俺のこと、愛さなくてもいいから、いてほしいお……(ノД;)グスッ」 コレー 「あなたはそれでいいの!?」 ハデス 「一緒にいてくれれば、幸せなんだお〜……。寂しくなくなるお……(ノ∀;)グスッ」 コレー 「……じゃあ、一緒に地上に行きましょ?」 ハデス 「Σそれはダメだお! 俺には仕事g」 裁判官 「ハデス様、そろそろお仕事をしていただかないと、後がつっかえておりますので……!」 ハデス 「あわわわわわかったお! すぐ行くから準備しててお!ヾ( □ ;)シ」バタバタオロオロ 裁判官 「はい、それでは」 ハデス 「俺には仕事があるんだおっ! 誰かがやんなくちゃいけない大切な仕事だから、俺、ここからなかなか離れられないんだお……。でも、キミがイヤなら仕方ないお。ごめんね……(´・ω・`)ショボン」 コレー 「…………」 ハデス 「ちょっと行って来るお! お腹空いたらテーブルの上の物、食べてていいお! 綺麗なお花もあげるんだおっ!」グシッグシッ コレー 「…………あっ…………」 ――でもあなたは、聞いていたのと全く違う人だったわ。 ――本当は繊細で優しくて……。 ハデス(声)「ちょ、ちょっとごめんおー……! 鼻水かみたいおー。ヾ(~~、i~~;)」ズー 裁判官(声)「……はぁ。もー、またですか、ハデス様」 ハデス(声)「だ、だって何だか可哀相だお(´;ω;`)ウッ」チーン……グスン 裁判官(声)「しつこいようですが、私情はダメです」 ハデス(声)「しつこいけどわかってるおっ! でもしつこいけど俺、こーゆーのに弱いんだおぉ……!(´;ω;`)グスッ」 裁判官(声)「あーもー、ちっとも裁判進みませんってば!」 ハデス(声)「わかってるお、わかってるお! ふぁいと、俺!!(ノд<)グシグシッ」 コレー (涙脆くて、裁判なんてこれっぽちも向いてないはずなのに、それでもやり続けなきゃいけないなんて……) (こんなところで、ずっと独りで頑張ってたなんて、私、知らなかったわ……) (私が帰っても、これからもずっと独りで……?) ――責任感がとても強くて、真面目で……。 素敵な人。 一瞬そう思ったら、何だか安心して……。 コレー (お腹空いたわ……) (見たことない食べ物だけど、真っ赤なツブツブが宝石みたいで綺麗だし、それにあの人がくれたのだから、変なのじゃないわよね……?)パクッ 下級女神 「…………!」 コレー (……おいしー……) ハデス(声)「んむー……コシコシ(ノ゙Д-)」 ヒュプノス「ハデスさま、おねむ?」 ハデス(声)「最近あんまり眠れてないお……(´・ω・`)ショボン」 ヒュプノス「そ〜れぃ☆」 ハデス(声)「ちょ、逆! 逆だお! 今俺は起きてなきゃいけないんだおっ!コシコシコシコシコシ(ノジД-)」←ハイスピードコシコシ ヒュプノス「ねむけかいしゅ〜♪」 ハデス(声)「……ありがとうだお_| ̄|○」 ヒュプノス「ハデスさま、むりはだめ」 ハデス(声)「神様だから大丈夫だお(・ω・)ノ」 ――一緒にいてもいいかなって思ったの。 ヘルメス 「ちゃーッス。裁判中失礼するッス」 ハデス 「ヘルメスだー(・ω・)ノ 何ー?」 ヘルメス 「ゼウス様からのご命令で、今すぐコレーを帰しなさい、と」 コレー 「えっ、地上に帰れるの?」 ハデス 「(´・ω・`)ショボン」 ヘルメス 「そんじゃ、悪いんスけど、コレーさん連れて行きますねー」 ハデス 「ううん、俺の方こそ悪かったお……。コレーたん、元気でね。悪い人に騙されちゃダメだお……(´・ω・`)ノシ」 コレー 「……ぁ……」 ハデス 「恐い思いさせてごめんね。……俺、コレーたんに何かあったら駆け付けるからね……。その時はヘルメス、報告お願いするお(´;ω;`)ブワッ」 ヘルメス 「うい」 ハデス 「俺はっ、ずっと愛してるお……!。・゚・(ノД<)ノシ・゚・。」 デメテル 「コレー!」ヒシッ コレー 「お母様!」ヒシッ ハデス 「ウッ(´;ω;`)ウッ」 裁判官 「ハデス様……」 ハデス 「すぐ……行くお……」グシグシ 裁判官 「…………」 ――久しぶりの生命の香り。 眩しい太陽の光。 ――だけど、私は知ってしまった。 ――冥界には、この香りが届かない……。 あの人のいるところには、太陽がない……。 ――――暗くて寂しい場所で、ずっと独り―――― デメテル 「お前の所為よ! ミミズクになっておしまい!」 下級女神 「きゃ……!」 バサバサバサバサ ゼウス 「あー、コホン。証人がいるんで、取り敢えずコレーは柘榴を4粒食べたってことで……!」 コレー 「…………」 ゼウス 「コレーは今後、1年のうち4ヶ月を冥界で、残りを地上で暮らすことにする……! 済まないが、これは決まりなんだ。冥界の食べ物を食べて帰って来れただけでも、幸運と思って……!」 デメテル 「キィーッ!! 他人事だと思って!」 ゼウス 「ぎゃあああああああッス!!!!!! 仕方ないだろ、食べちゃったモンは食べちゃったんだから!」 コレー 「4ヶ月……」 (あんなに私のこと、愛してくださってるのに、たったの4ヶ月……) (……あなたは……それでいいの……?) ヘルメス 「ちゃーッス! ハデスさんいるッスか?」 ハデス 「ヘルメ……?(・ω・)ノ」 コレー 「コンニチハ(゚ ゚*)」 ハデス 「コチー(・ω・)ノーン」 ※ヘルメス、説明中。 ハデス 「Σ工工工エエエェェェ!?((((゚д゚;)ズザザザザッ」 ※ヘルメス説明終わり。 ヘルメス 「……だそうです(゚∀゚) そんじゃ、その時になったらまた迎えに来ますぜ」 ハデス 「パクパクm9(゚д゚)パクパク」 コレー 「大切にして、ね……?(´´*)」 ハデス 「あばばばばばば(///□///;) おおおお俺なんかでいいのっ?」 コレー 「……ウン……(、、*)」 ハデス 「ひ、ひゃあああぁぁぁ〜……!!!(* □ *;)」ヘタリ ハデス 「せ、精一杯愛させていただきまつ!!(* □ *;)」 ――ねぇ。 私、あなたの光になれてるかな? ハデス 「ペルセポネたん、可愛いお〜♪(´Д`*)ホワン」 ――もう独りじゃないよね? ハデス 「俺のペルセポネたんを攫うなんてダメだお! ずっとそこにいるといいお!!」 ――あなたのこと、好きになってよかった……! |
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ハデス 「はうぅ、久しぶりの地上は眩しいおー……コシコシ(ノ゙Д-)」ヨタヨタ
ふみっ。 ずべしゃっ。 ハデス 「んぎゃ! い、痛いおっ(ノシ;ω;`) てゆーか、これ何て恥辱プレイ!!!!!!」 「自分の裾踏んで転ぶとか、岩でざっくり切っちゃうとか……イテテ……(´;ω;`)」 ペオン 「あの……大丈夫ですか?」 ハデス 「いやあああああああ!!!!!! これ何て恥辱プレイ!!!!!!」 ペオン 「!?」 ハデス 「あわわ、人間に恥ずかしいトコロ見られたおっ(´;ω;`)グシッ」 ペオン 「だ、大丈夫ですか? 私は医師のペオンです。あの、痛み止め、塗りますね……」 ハデス 「……(´;ω;`)グスッ……」 「……れ? 痛くなくなってきたお……?」 ペオン 「良かった……!」 ハデス 「ありがとうだお♪」 ペオン 「まだお薬あるので、治るまで使ってくださいね」 ハデス 「ありがとお! 凄い薬だお……」 ペオン 「芍薬と言う花の根っこで作った薬なんです。お役に立てて良かった……!」 ハデス 「ペオンは役に立ちたいのかお?」 ペオン 「はい! お師匠様には及ばなくても、誰かの役に立てる医師になりたいのです」 ハデス 「師匠……?」 ペオン 「アスクレピオスと申します」 ハデス 「大丈夫だお、ペオンは凄い医師だお」 ペオン 「ありがとうございます」 ハデス 「冥界の王の傷も治す、凄い薬が作れるんだから!」 ペオン 「はい……!? め……っ?」 ハデス 「俺はハデスだお。今度お礼するおー(・ω・)ノシ」 ペオン 「Σ工工工エエエェェェッ!?」 アスクレピオスの弟子・ペオンは、師匠に負けず劣らず素晴らしい医師でした。 ハデスの傷を治したことで噂が広がり、人々の役に立つ幸せな日々を送っていました。 しかし、それを妬んだアスクレピオスは、彼を殺してしまったのです……! ハデス 「うっ、うっ、この間会ったばかりだお……(´;ω;`)グスッ」 「俺、まだお礼してなかったお……」 ハデス 「……せめて芍薬にしてあげるお……。ずっとずっと、人々の役に立てますように……(ノД;)グシグシ」 こうしてペオンは芍薬として、死後も人々の役に立ち、芍薬の学名としても名を残すようになったのです。 ※この話ではハデスさんが自分の裾を踏ん付けて怪我してますが、本来のお話ではトロイ戦争で傷付いた神々を治したのだそうです。 その際にハデスの傷まで治した、と言うのが正しいお話ですw |
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ハデス 「ペルセポネた〜ん、……お茶〜(´・ω・`)」
ペルセポネ「あら、ありがとう♪」 ヒュプノス「またいちゃいちゃしてるー(・ε・)プウッ」 タナトス 「してるー(・ε・)プウッ」 ハデス 「ちちちち違うっ! いちゃいちゃじゃないお!」 タナトス 「ハデス様怒った〜☆ キャハハハハ(゚∀゚)♪」 ヒュプノス「おこった〜☆ キャハハハハ(゚∀゚)♪」 ハデス 「待てぇ! 待つんだお! 今日と言う今日はお尻ペンペンだおー!!」 ヘルメス 「ちゃーッス。今日は賑やかッスねー」 ペルセポネ「あら、ヘルメス君。いらっしゃい。あなたー! ヘルメス君が来たわよー!」 ハデス 「今行くおー! 捕まえたっ!」 タナトス 「ィャィャィャ」ジタジタ ヒュプノス「ィャィャィャ」バタバタ ハデス 「この子達をアポロンにあげるお」 タナトス 「いやあああああああ!!!!!!」 ヒュプノス「いやあああああああ!!!!!!」 ヘルメス 「嫌がってるッスよ」 ハデス 「オシオキだからいいんだお。で、何のご用?」 ヘルメス 「ペルセポネさん迎えに来ました」 ハデス 「Nooooooooo!!!!!! 行っちゃやだおっやだおー。・゚・(ノД`)・゚・。」 ヘルメス 「またッスか……」 ペルセポネ「もう、あなたったら。ヘルメス君が困るでしょ」 ハデス 「寂しいおー。寂しくて死んじゃうおー。・゚・(ノД`)・゚・。」 ヘルメス 「一応神様だから不老不死じゃないッスかw」 ハデス 「£¢☆★○∴∞§♂】。・゚・(ノД`)・゚・。」 ヘル&ペル「「地球語でおk」」 ハデス 「寂しいおー。・゚・(ノД`)・゚・。」 ペルセポネ「あなたったらまた、こんなに正体不明の液体を垂れ流してー」 ヘルメス (正体不明とかワロスw) ハデス 「グスッ(´;ω;`)グスッ」 ペルセポネ「はい、ちーん!」 ハデス 「ちーん!! ……グスッ」 ペルセポネ「あなたと離れて私も寂しいわ。だから、ね? 我慢してくださる?」 ハデス 「わ、わかったお……(´;ω;`)グシッ」 ペルセポネ「ありがとう」チュッ♪ ハデス 「グスッ……えへへ……(´Д`。)」 ヘルメス 「それじゃ、連れてくッスよー」 ガシッ ガシッ タナトス 「ィャィャィャ」ジタジタ ヒュプノス「ィャィャィャ」バタバタ ハデス 「それは持ってっちゃらめえええぇぇぇ!!」 ヘルメス 「何とかなりませんか? アレ」 ゼウス 「ハハッ、ワロス(゚∀゚)」 |
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