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【2025/05/04 18:46 】 |
初めての女王様1
ハデス  「こここここれからよろしくだおっ///□///」
ペルセポネ「ええ、よろしくね、あなた」
ハデス  「Σブッ! けっ、けふっけふんけふっ!」
ペルセポネ「大丈夫?」
ハデス  「だだだだ大丈夫だお! 慣れてないからびっくりしただけおっ!」
ペルセポネ(……かわいー……♪)

ハデス  「えっと、取り敢えず色々紹介するお。冥界の入口に可愛いわんこがいたと思うお」
ペルセポネ「?」
ハデス  「あれ? 見てないのかお? ケルた〜ん! ケルたん、おいで〜!」
ペルセポネ「Σ……ッ!?」
ケルベロス「わふっ! へっへっへっへっへっ♪」パタパタパタ
ペルセポネ「な、何これ? 頭が3つもある〜!」
ハデス  「ケルベロスだお。忠実で甘い物大好きな可愛いわんこだお♪」
ペルセポネ(こ、こんなのが可愛いって、この人のセンス何なの……!?)
ハデス  「ケルたん、お手♪」
ケルベロス「わふ!」ポフ
ハデス  「おかわり!」
ケルベロス「わふ!」ポフ
ハデス  「よしよし、良い子だお♪ ケルたん、この可愛い女の子が、俺のお嫁さんだお。噛んだら……」ナデナデ
ケルベロス「Σビクッ」
ハデス  「お仕置きするお(にっこり」
ケルベロス「キューンキューン……」
ペルセポネ(えぇっ!? お、お仕置きって……?)じっ……
ケルベロス「キューン……」ハタハタ
ハデス  「撫でてみるお? 噛まないから大丈夫だお!」
ペルセポネ「信じて、いいのね?」
ハデス  「(´・ω・`)ショボン」
ペルセポネ「?」

恐る恐る……

サワ……

ケルベロス「はっはっはっ♪」パタパタパタ
ペルセポネ(……可愛いかも知れないわ。頭が3つあるってだけで、普通のわんちゃんみたい……)ナデナデナデナデ
ケルベロス「ヘッヘッヘッヘッ♪」ブンブンブン

ガバッ

ペルセポネ「Σきゃあああああああ!!!!!!」
ハデス  「ちょ、ケルたん! 押し倒しちゃダメだお! って遅かったおー! ごめんね、ごめんね、今助けるお!」
     「よいしょ。食べちゃうお〜!」←ケルたんを跨ぎ

ガシッ←ケルたんの口を掴んで、

カポッ←その口を自分の口に入れるハデスさん

※実際の飼い犬の躾け方より抜粋

ハデス  「あ〜〜〜〜〜〜ん!」
ケルベロス「キューンキューンキューン」イヤイヤイヤ
ハデス  「わかったかお!」
ケルベロス「ワ、ワンッ!」
ハデス  「よし!」
ケルベロス「…………」ソソクサ
ハデス  「ペルセポネたん、大丈夫?」
ペルセポネ「……(゚□゚)……ポヤー」
ハデス  「ペルセポネたん!? ペルセポネたん!」ササッサササッ
ペルセポネ「はっ!? え、ええっ、だ、大丈夫よ! ありがとう!」
ハデス  「良かったお……!σ(´∀`;)」
ペルセポネ(……ちょっと……カッコ良かった……かも……///x///)

ハデス  「冥界にはたくさんの河が流れてるお。でも危ないからあんまり行っちゃダメだお」
ペルセポネ「どう、危ないの?」
ハデス  「こっちの方に行きたい亡者達が、『向こう岸に運んでくれ〜!』って……」
ペルセポネ「あら、意外と普通なのね」
ハデス  「……千人以上いるお」
ペルセポネ「…………はい?」
ハデス  「うーん、俺も数えたことはないけど、タナトス達の報告だと、日々数人は『運賃』を持って来てなくて、舟に乗れないみたいだお」
ペルセポネ「え、えぇっと? ……有料なの?」
ハデス  「だお。まあ、人間は飛べないって無意識でも思ってるから、死んでも飛べないんだお。だから、『運賃』を用意して貰えなかった亡者は岸辺をずーっとウロウロしてるんだお」
ペルセポネ「ずっと?」
ハデス  「だお。百年か二百年か詳しいことは俺も知らないけど。そんな長い間舟に乗れないから、みんな飛べる人を見かけると、我先に飛び付いて来るみたいだお」
ペルセポネ(千人以上の死んだ人間が、飛び付いて……?)←想像した
ハデス  「冥界生まれの神様達は、亡者の扱いに慣れてるけど、ペルセポネたんは来たばっかだから、まだ行っちゃダメだと思うお」
ペルセポネ「頼まれたって行きません!! 絶対行くもんですか! □ ゚」ギュウッ
ハデス  「恐いかお?」
ペルセポネ「ばか! 違います! ばか!///□///」
ハデス  「可愛いお! 絶対俺が守るお! ステュクス河に誓うお!」ギュッ
ペルセポネ「Σ……! ばっ、ばかっ!! こんなところで!/// □ ;///」
ハデス  「俺のお嫁さんだから、俺が守って当然だお!///ω///♪」
ペルセポネ「……ばか……///Δ///」ギュ

ペルセポネ「……? 何で宮殿の入口に椅子があるの?」
ハデス  「罠だお」アッサリ
ペルセポネ「へー、罠ね。……え?」
ハデス  「何か昔から置いてあるみたいだお。そこに座った人は記憶喪失になるんだお」
     「でもまだ誰も座ったことがないお。使い道もよくわからないんだお。坐り心地が良さそうでついつい座りたくなるから、罠だと思ってるお……」
ペルセポネ(……意外とおっちょこちょいなのかしら?)

ハデス  「ただいまだおー」
下級女神 「お帰りなさいませ」
ハデス  「ここは一回来たからわかると思うお」
ペルセポネ「ええ。あちらが裁判をするお部屋で、そちらがお食事を出してくださったお部屋、だったと思うわ」
ハデス  「だお! あの……そそそそその、し、寝室はあっちだお……!//////」

ベチーン!!

ハデス  「あ痛ッ! メガイラ! 何するんだお!」
メガイラ 「もうっ、おバカちゃん! 真昼間から顔染めて寝室を案内するんじゃないよ! つくづくデリカシーってモンを知らない王様だよ、全く!」
ペルセポネ「大丈夫よ、私は気にしてな……き、きゃあああああ!?」ギュウウッ
ハデス  「あばば、あばばばば、ペ、ペルセポネたん、首……! 首絞まるおっ……!」
ペルセポネ「へ、蛇、蛇ィ!」
ハデス  「蛇は冥界にいっぱいいるおぉっ! エリニュス達だけじゃ……ぐぇ」
ペルセポネ「いやぁっ!!;□;」
ハデス  「こ、こればっかりは慣れるしかないんだおー! ケホッケホッケホッ……」
メガイラ 「まっ、そのうち慣れるわ」ズズイ
ペルセポネ「いやっ、恐い!」
ハデス  「大丈夫だお! 俺がついてるお!」ギュッ
ペルセポネ「ハデス様……ッ」ギュッ
メガイラ 「あーあー、昼間っから熱いねぇ。安心おし。ハーちゃんは一応王様だから、冥界の中じゃ最強さね」
ハデス  「酷い言われようだお……。あとその呼び方はやめてほしいお(´・ω・`)」
メガイラ 「本当のことじゃないのさ。クククッ、嫌ならそこの可愛い奥さんに呼んで貰うといい」
ハデス  「あばばばば///□///」

ハデス  (そう言えば、ちゅーもまだだお//////)

ハデス  「ふぅ。やっと行ってくれたお……」
ペルセポネ「(ノД<)グスッ」
ハデス  「もう大丈夫だお」ナデナデ
ペルセポネ「…………」
ハデス  (触り心地がサイコーだおぉ〜//////)
ヒュプノス「ハデスさま〜♪」
ハデス  「ヒュプノス、どうしたお?」
ヒュプノス「いまはおひるやすみだから、おひるねのじかん!」
ハデス  「ま、待つんだお! 俺はペルセポネたんともっとお話……コシコシ(ノ゙Д-)……したいおぉ〜」

ヨタヨタフラフラ

ヒュプノス「ねないとだめ! おへや、こっち!」
ハデス  「あうぅ……ヒュプノスには……抗いにく……い……おぉ……コシコシ(ノ゙Д-)」
ヒュプノス「いままでねむけとったぶん、あげる! だから、おやすみなさい♪」

ボフッ←ベッドにダイブ

ハデス  「んぁー……時間になったら、起こしておー……」
ヒュプノス「うん!」
ハデス  「ZZZzzz……」
ペルセポネ「寝ちゃったの?」
ヒュプノス「うん。ハデスさま、さいきん、あまりねてない」
ペルセポネ(そう言えば、そんなこと言ってたわ)
     (眠れてないのは、私に恋したからなの? それとも忙しかった所為?)
ハデス  「すかー……」
ペルセポネ(ずっと私ばっか気遣ってて……優しい人……。……大好きよ……)

チュッ

ペルセポネ「私も寝るわ。何だか疲れたもの」
ヒュプノス「おやすみなさいだよ♪」
ペルセポネ「おやすみなさい」
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【2010/04/25 10:25 】 | 外伝(オリジナル路線) | 有り難いご意見(0)
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