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ハデス 「はうぅ、久しぶりの地上は眩しいおー……コシコシ(ノ゙Д-)」ヨタヨタ
ふみっ。 ずべしゃっ。 ハデス 「んぎゃ! い、痛いおっ(ノシ;ω;`) てゆーか、これ何て恥辱プレイ!!!!!!」 「自分の裾踏んで転ぶとか、岩でざっくり切っちゃうとか……イテテ……(´;ω;`)」 ペオン 「あの……大丈夫ですか?」 ハデス 「いやあああああああ!!!!!! これ何て恥辱プレイ!!!!!!」 ペオン 「!?」 ハデス 「あわわ、人間に恥ずかしいトコロ見られたおっ(´;ω;`)グシッ」 ペオン 「だ、大丈夫ですか? 私は医師のペオンです。あの、痛み止め、塗りますね……」 ハデス 「……(´;ω;`)グスッ……」 「……れ? 痛くなくなってきたお……?」 ペオン 「良かった……!」 ハデス 「ありがとうだお♪」 ペオン 「まだお薬あるので、治るまで使ってくださいね」 ハデス 「ありがとお! 凄い薬だお……」 ペオン 「芍薬と言う花の根っこで作った薬なんです。お役に立てて良かった……!」 ハデス 「ペオンは役に立ちたいのかお?」 ペオン 「はい! お師匠様には及ばなくても、誰かの役に立てる医師になりたいのです」 ハデス 「師匠……?」 ペオン 「アスクレピオスと申します」 ハデス 「大丈夫だお、ペオンは凄い医師だお」 ペオン 「ありがとうございます」 ハデス 「冥界の王の傷も治す、凄い薬が作れるんだから!」 ペオン 「はい……!? め……っ?」 ハデス 「俺はハデスだお。今度お礼するおー(・ω・)ノシ」 ペオン 「Σ工工工エエエェェェッ!?」 アスクレピオスの弟子・ペオンは、師匠に負けず劣らず素晴らしい医師でした。 ハデスの傷を治したことで噂が広がり、人々の役に立つ幸せな日々を送っていました。 しかし、それを妬んだアスクレピオスは、彼を殺してしまったのです……! ハデス 「うっ、うっ、この間会ったばかりだお……(´;ω;`)グスッ」 「俺、まだお礼してなかったお……」 ハデス 「……せめて芍薬にしてあげるお……。ずっとずっと、人々の役に立てますように……(ノД;)グシグシ」 こうしてペオンは芍薬として、死後も人々の役に立ち、芍薬の学名としても名を残すようになったのです。 ※この話ではハデスさんが自分の裾を踏ん付けて怪我してますが、本来のお話ではトロイ戦争で傷付いた神々を治したのだそうです。 その際にハデスの傷まで治した、と言うのが正しいお話ですw PR |
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